2013年01月27日

赤ちゃんの鼻づまりはツボを刺激すればすぐ治る

赤ちゃんがカゼをひいて、鼻づまりに苦しむことがあります。大人でも鼻づまりになると口で呼吸をしなければならないため、食事がしにくくなりますが、赤ちゃんの場合は、お乳を含むと息がつまってしまうため、むずかって、お母さんのほうがつらくなってしまうほどです。

こういうとき、鍼灸治療では、大人に用いるハリは使えませんが、その代わりに、小児針といわれる先の太い針で、皮膚を刺激してやります。これを皮膚鍼(ひふしん)といいます。

皮膚鍼は、特定のツボを使って皮膚に針を刺すというものではありません。
鼻づまりと関わりの深い経絡(体全体を流れるエネルギーの循環するみちすじ。経絡に沿ってツボがある)に沿って、胸の側なら胃経や肺経の通りを、うなじから背中の側にある膀胱経の通りを5_から1a間隔でチョンチョンと軽くつついていくのです。
このほか顔面では、左右のまゆ毛の中間にある印堂(いんどう)というツボのあたりと、鼻翼の両わきにある迎香(げいこう)というツボのあたりを刺激します。

印堂も迎香も大人の鼻づまりのハリ治療によく使われる基本的なツボで、これらに針を刺して15分ほどそのままにしておくと、急性鼻炎などは一度で鼻が通ってしまうこともあるほど、効果の高い治療点です。

皮膚鍼はまったく痛くない程度の軽い接触刺激ですから、子供はくすぐったがって笑い出すくらいですが、それでもカゼ、などの鼻づまりは1回〜3回くらいの治療ですっかり治ってしまうものです。

しかし親にアレルギー体質があって、しょっちゅうカゼをひいているような子供は、そう簡単には治りません。
こういう子供には、毎月1週間から10日間ほど連続的に治療することを数ヵ月つづけて、体質改善をはかることも必要になってきます。


硬い歯ブラシを使えば家庭でもできる
皮膚鍼は、軽く接触刺激をするだけの、危険のない方法なので、歯ブラシのいちばん硬いものなどを使って、家庭で応用してみるのもよいでしょう。

顔はまゆ毛の中間のみけんのあたりと、鼻の両わきを、歯ブラシの先で軽くチョンチョンとたたいてやります。
胸は、頚動脈のあるところの前頭部にはじまって乳腺のある通りをずーっと腹部まで下がります。
これは胃経といわれる経絡です。腕は肺経に沿って、ひじから手首まで刺激します。また背中のほうでは、後頭骨の下端、つまり、いわゆるぼんのくぼあたりからはじまって、背骨の両わきを、腰のあたりまでつついていきます。

刺激する時間は全体で1回に5分くらい、ふつうは1日1回で充分ですが、症状がひどいときは、1日2回くらい行います。
経絡を正確に刺激するかどうかで、治り方は当然違ってきますが、上手にやれば六歳くらいまでの乳幼児の鼻づまりに、かなりの効果をあげられるのではないかと思います。


タグ:皮膚鍼 ツボ
posted by ミノル at 23:00 | 鼻の病気 | 更新情報をチェックする
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